みなさんは、「車いすバスケットボール」をご存知ですか。これは体の不自由な方々が車いすで行うバスケットボールの小手ことであり、障碍者のためのスポーツの花形でもあります。名前や存在を知っていても、ルールや、どのような雰囲気で行われているスポーツなのかは知らない人も多いはずです。
車いすバスケットボールのルールは、基本的には普通のバスケットボールと同じなのですが、”ダブルドリブル”だけルールが違います。一回のドリブルに付き、2回以内のタイヤ操作が許されており、3回以上タイヤをこぐと、トラベリングとなります。
車いすバスケと聞くと何となく激しさの少ない競技のように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。Youtubeなどで動画も取り上げられていますが、鍛えられたアスリートたちによる真剣なスポーツです。ドリブルやパスは下半身が使えないのにもかかわらず、まるで障害など持っていないかのように力強く放ちます。完全に腕の力だけで移動し、パスやドリブル、そしてシュートまで行っているのです。チームで協力して、障害に負けずにプレーをしている様子は誰が見ても感動するはずです。
夏のパラリンピックの公式種目となっている車いすバスケットボールです。見る機会があればのぞいてみることをお勧めします。何か与えられることがきっとあるはずです。
